column コラム

地デジアンテナの代表格である八木式アンテナは魚の骨の様な見た目が特徴です。
魚の骨部分にあたる素子と呼ばれる場所で電波を受信します。 屋根上への設置のイメージが強いですが、軒下にも取り付けることができるのでソーラーパネルがあるご自宅でも設置可能です。
高さを出すことができるといった点で、電波が弱い地域でも受信がしやすいアンテナです。

■メリット 設置場所の柔軟性・コストパフォーマンスが高い
■デメリット 目立ちやすい見た目

デザイン性が高く新築住宅に人気のアンテナです。八木式アンテナと同様にアンテナ本体の中に素子が入っています。
外壁設置に適したアンテナなので外観に溶け込む目立ちにくい見た目や豊富な色から選べるといった点で外観重視のお客様に人気です。

■メリット 外観にマッチする・耐久性が高い・カラーが豊富
■デメリット 設置場所に限りがある（高さを出せないため）・ビス打ちが必要

見た目がユニコーンの角のようにみえることから名づけられた最新型のアンテナです。
基本的に軒下の外壁に金具で取り付けるユニコーンアンテナは、八木式アンテナの高さを出せる受信能力とデザインアンテナの外観を損なわないデザイン性のいいとこ取りをしています。
現在、色展開はホワイトとブラックの2色からお選びいただけます。

■メリット デザイン性が高く住宅が密集している地域でも電波受信ができる可能性が高い
■デメリット 価格が高い・高さ出しは八木式アンテナに比べると劣る・取り扱い業者が少ない

室内に設置することができる、別名「簡易アンテナ」です。
設置も簡単なので自分で取り付けることができます。機器本体の受信能力は弱いため、電波塔に近く、自宅周辺がひらけているといった条件があります。
又、アンテナ1つに対し視聴できるテレビ台数は1台のみなので、複数台視聴したい方は注意が必要です。

■メリット 価格が安い・自分で簡単に取り付けられる・外観を損なわない
■デメリット 視聴可能台数は1台のみ・電波が良好な地域しか取り付けられない・電波受信感度が弱く映りが悪くなる恐れがある

BS/CSアンテナは衛星放送を受信するために使用されるアンテナです。
「パラボラアンテナ」とも言われ、丸いお皿のような形をしているのが特徴です。主にベランダの柵などに設置されることが多いですが、UHFアンテナとともに屋根上や外壁などにも設置することができ、設置場所は南西方向です。
メーカーによってはアンテナのカラーバリエーションが展開されており、更にはメッシュタイプや融雪装置付などの悪天候に備えたモデルも発売されています。
地デジ放送はケーブルテレビを利用、BS/CS放送はアンテナで視聴する方も珍しくありません。BS/CSアンテナは地上波とは異なる方法で放送されるため、多くのチャンネルと幅広いジャンルの番組を提供しています。